プログラム言語の得意な機能に計算があります。
簡単な計算でしたら電卓を叩く方が早いですが、複雑な計算や大量の計算を行うには、コンピューターの方が断然早くて正確です。
算術演算子
演算子 | 意味 | 例 | 説明 |
+ | 足し算 | a+b | aとbを足す |
ー | 引き算 | a-b | aからbを引く |
* | 掛け算 | a*b | aにbをかける |
/ | 割り算 | a/b | aをbで割る |
// | 商 | a//b | aをbで割った商を求める |
% | 余り | a%b | aをbで割った余りを求める |
** | べき乗 | a**b | aのb乗を求める |
足し算
>> 100 + 8 + 15
123
引き算
>> 100 - 8 - 15
77
かけ算
>>> 100 * 8 * 15
12000
割り算
>> 100 / 8 / 15
0.8333333333333334
商
>> 10 // 3
3
あまり
>>> 10 % 3
1
べき乗
>> 3 ** 3
27
代入演算子
計算結果を同じ変数に代入することができます。
変数numに100を入れて、numに8を足してみます。
>> num = 100
>>> num = num + 8
>>> num
108
ある変数に対して四則演算を行い、元の変数に代入する場合、代入演算子と呼ばれる演算子で記述できます。
代入演算子 | 例 | 説明 |
+= | a += b | a = a + b と同じ |
−= | a −= b | a = a − b と同じ |
*= | a *= b | a = a * b と同じ |
/= | a /= b | a = a / b と同じ |
>> num = 100
>>> num += 8
>>> num
108
>> num = 100
>>> num -= 8
>>> num
92
> num = 100
>>> num *= 8
>>> num
800
>>> num = 100
>>> num /= 8
>>> num
12.5
BMIを計算する
BMIは身長と体重から肥満度を計算する体格指数です。
18.5以上、25未満が普通体重とされています。
BMIは、体重➗身長✖️2乗の式で求めます。
身長はcmではなく、m(メートル)で計算します。
170cmをメートルにすると、1.7になります。
Pythonプログラムに落とし込むと次のようになります。
身長を170cm、体重を60kgとします。
>> 60 / 1.7 ** 2
20.761245674740486
BMIは、20.7と出ました。
まとめ
Pythonで足し算、引き算、かけ算、わり算を行う方法を書きました。
最後までお読みいただきありがとうございました。